嬉野温泉  神経痛、筋肉痛、疲労回復



大正屋 椎葉山荘



椎葉山荘外観



夕食は、一品一品を大鉢から取り分ける




 友人から「嬉野には『椎葉山荘』という素晴しい宿があるから一緒に行ってみないか」と誘われ行ってみることにした。 「椎葉」と言えば九州中央山地の山奥を連想し、素朴な田舎風のイメージと嬉野温泉の賑やかなイメージが重なり合わないまま出発した。
 長崎自動車道を嬉野温泉で降り、温泉街を通りすぎる。更に5分程走ると山間の道を登り、緑の木々が溢れている。こんな処に宿があるのかなと思いつつ、やがて見えてきたのは、自然の斜面を利用して建てられた純和風の建物だった。


 平成7年4月に完成したこの宿は、離れ形式の20室の客室と、レストランなどのパブリックスペースや浴場が渡り廊下でつながれており、雑木林の中に居る感じがして何とも言えない優しい空気が流れている。客室は洋室と和室の組合せでゆったりと広く、内風呂があり、別荘のようなつくりだ。窓の向こうには、山から流れ落ちる滝があり、小川のせせらぎが聞こえている。
 さっそく浴衣に着替えて下駄の音を響かせて大浴場「山の湯」へ。男湯・女湯共、天井と壁面が大きなガラス張りで、空や山の樹々が美しい。溢れ流れるお湯は弱アルカリ泉で肌にやわらかい。神経痛、筋肉痛、疲労回復に効果があるが、外の美しさを眺めるだけでも疲れがとれていく感じがする。


 夕食は、吹き抜け天井のある食事処「しいば」でいただく。テーブルなので長時間座っていても足が痛くならず、私は好きである。お品書きを見ながら、運ばれてくる料理を楽しむ。山菜風料理の数々が人数分、大皿や鉢に盛って出されてくる。それぞれの旬の素材の旨味が薄味に仕立てられていて見事だ。しかも焼物の産地に近いため美しい器が使われていて、料理との組合せが素晴しい。有明海の幸や佐賀牛のしゃぶしゃぶなどたっぷり堪能できた。


 ぐっすり眠れた翌朝、早速露天風呂へ。宿の名前が目前の椎葉川からつけられたと思い出した。朝食は和・洋揃えたバイキング方式だが、どの料理も夕食同様、真心のこもった味がする。私は茶がゆと名物の温泉湯豆腐を中心にいただく。ちと食べ過ぎた。チェックアウトは12時と時間がゆっくりあるのでひと眠りして、もうひと風呂あびよう。




ご予約・お問い合わせ 【大正屋椎葉山荘】TEL/0954-42-3600 FAX/0954-42-3700







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