クライマー&ウォーカー

鷹取山と福智山





イラストマップ


直方バイパスから見た鷹取山と福智山
直方バイパスから見た鷹取山(左)と福智山


八丁の辻から福智山山頂を望む
八丁の辻から福智山山頂を望む


筑豊山岳会が建てた山小屋
筑豊山岳会が建てた山小屋


小屋の前にある水場(タヌキ水)
小屋の前にある水場(タヌキ水)
 福智山は直方市の北東に聳える英彦山六峰のひとつで、昔は修験行者の往来が盛んであった。登山道は八幡の帆柱山からの縦走路をはじめとして田川市、直方市などから数本の道が山頂を目指して這い登っている。この中の一部は、九州自然歩道にも指定されていて道標も完備され、迷うことは無い。


 今回は比較的楽な上野コースを紹介しよう。マイカー利用なら直方市から赤池町に至り、有名な上野焼の窯元「上野峡」を目指す。奧に約30台の車が停めれる赤池町駐車場がある。JRなら博多駅から直方行の快速を利用、直方から平成筑豊鉄道に乗り換えて赤池で下車、タクシーで上野登山口まで走る。(約10分)ここの駐車場を起点に5分で「白糸の滝」、直進して3分程で上野コースの登山口である。真っ直ぐに進めば30分で林道に出会い、さらに20分で「上野越」に着く。林の中の四叉路で案内板が立っている。


 ここから西へ7〜8分で「鷹取山」であるが「山」と言うより台地の感じで運動場のような広場からの展望は素晴らしい。時間が無い人はここまでのハイキングでもかなりの運動になる。また「黒田武士」で知られた「母里太兵衛」の居城であったことでも知られている。現在は僅かに残された石垣に往時をしのぶのみであるが福智を訪れたら必ず立ち寄って欲しいポイントでもある。


 さて再び「上野越」まで戻り、福智山山頂への道を進む。約35分で林を抜け、さらに15分で山頂に達する。山頂には巨岩があり「小笠原藩」と「黒田藩」とが建てた石祠が別々に建っているのが面白い。雄大な絶景を堪能したら北へ10分程下った所に山小屋があり、すぐ横に水場がある。誰が付けたのか「タヌキ水」と呼ばれている。寒い時や小雨の折りは、この小屋はありがたい。


 帰りは、再び来た道を戻るのが安全であるが、西へ下って「八丁の辻」を通り、一気に急坂を降りるルートもある。時間と体力を考え地図とよく相談して慎重に検討して欲しい。なおマイカーの人は福岡への途中に「脇田温泉」や「トリアス久山」などにも温泉があるので汗を流すには便利である。





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