クライマー&ウォーカー

飯盛山/叶岳

イラストマップ






飯盛地区から見た飯盛山
飯盛地区から見た飯盛山


飯盛神社の境内
飯盛神社の境内


叶岳と高地山(右)
叶岳と高地山(右)


叶岳山頂の神社
叶岳山頂の神社


叶岳登山道からの玄界灘
叶岳登山道からの玄界灘
 今回は福岡市周辺の山々の中で西区の飯盛山と叶岳の縦走コースを紹介しよう。
どちらの山から登っても2時間40分ぐらいで縦走が出来る手頃な山であり、道に迷う心配も無いので初心者や高齢の方でも安心して楽しむことが出来る。


 西区の飯盛神社を出発点にした場合は神社の駐車場に車を置いた方が後で取りに来るのに便利である。ここから歩いて神社の前の舗装路を登ると約10分で小さな広場に達する。この広場にも駐車場があり、北側に登山口が有るが舗装された林道を歩くほうが福岡市から油山にかけての展望が開けて美しい。この林道は飯盛山の南斜面をうねりながら登って行くが20分程で終り、ここから標識に従って山へと入れば登山口から登って来た道と合流する。


 大きな「迎石」を過ぎて山頂への道はかなりの急坂だが、ゆっくり登っても25分で雑木林に覆われた382mの山頂に着く。樹間に垣間見る福岡市の大パノラマが素晴らしい。山頂で息を整えたら道標に従って叶岳への道を辿る。


 10分程下ると道標が有り道は三つに別れる。南へ下れば40分で「日向峠」から「重留」方面へと向かう国道に出る。北へ下ると50分で西部霊園を経て「壱岐ヶ丘中学校」のバス停に至る。西へと直進すると小さなアップダウンを繰り返しながら40分で「叶岳」や「高祖山」に通ずる縦走路に突き当たる。ここから西へと辿れば、長い下り坂が続き約1時間で高祖山城跡を経て周船寺へと通じている。高祖山城は城主「原田種泰」の居城であり永享年間(1400年)から天正年間(1500年代)を通じて糸島郡の二丈岳城とともに栄えた大規模な山岳城である。現在は公園としてその名残を止めているのみであるが、時間が許せば一度訪れて静かなたたずまいの中に残る石垣に触れ、往時をしのぶよすがとするのもまた一興である。筑肥線の周船寺駅から歩いても、大した距離はなく絶好のハイキングコースでもある。


 さて、縦走路の突き当たりを右へ辿れば「高地山(419m)」を経て「叶岳」へと向かう。殆ど下り坂の良く踏みならされた道である。道の右側に広がる景観を楽しみながらゆっくりと歩いても30分とは掛からずに叶岳に到着する。山頂に祀られた叶岳神社は神仏混交で「願いが叶う」と言い伝えられ多くの参拝者が訪れる。


 この山頂からは右(東)へ下る、下り坂には多少急な場所もあるが距離は短かく、ゆっくりと下っても30分程で「野方中央公園」の登山口に着く。すぐ下のバス停からバスで「野方営業所」まで行き、飯盛方面へのバスに乗り換えるか近くの人に道を聞きながら歩いても30分程で飯盛神社に到着する。なお、このコースは逆に「叶岳」から登っても所要時間はほとんど変わらない。





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