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師走から新年へと慌ただしい時間が過ぎ、明けて申年。年頭に「今年は登るぞ!」との誓いを立てた方も多いのではないだろうか? 今年の最初の山は「貫山」を選んでみた。山口県の秋吉台と並んで良く知られたカルスト台地であり、その北端に位置するこの山は運動や家族連れの気楽な行楽に広く利用されており、休日は子供たちの元気な声が絶えることがない。 福岡からの交通は、縦貫高速道を小倉南インターで降りて国道322号線を田川の方へ10分ほど走り、「平尾台入り口」の信号から左折して6キロで平尾台に着く。信号からは登り坂の急坂になるが、坂を上りきったと思われる辺りで右側に注意して行くと「吹上峠駐車場」が見える。ここは無料である上、登山口の真下にあるので登山には便利である。 道路を渡り、いきなり第一の急坂にトライする。体が坂に慣れるまでは息が切れるが、坂は次第にゆるくなり石灰岩の間を次々とすり抜けて約40〜45分で大平山(586.5m)に着く。登路右手に広大な草原を埋める石灰岩の堆積が素晴らしい。「羊群原」とは云い得て妙である。 ここからは下りベースの歩きやすい道だが、目前には第二の急坂が待っている。見た目にはかなりの急登だが、登りだすと10分程で登りきる。 間もなく絶景ポイントの「四方台」に着く。草原が美しい標高618mの地点で、ここからは右手にNTTの無線中継基地を見て歩き、左手から井手浦林道が合流するといよいよ最後の難関である山頂への急坂を登る。 登山口から1時間30分〜40分で山頂にたどり着く。711.6mの山頂からは、北九州空港から周防灘の絶景、西には福智連山…と巨大なパノラマが疲れを忘れさせてくれる。 帰途は、「四方台」まで折り返して往路に右折せず、そのまま直進して「中峠」まで雄大な草原美を楽しみつつ歩くか、井手浦林道を左折してNTTの無線基地から舗装道路を下ると、周防台と四方台との別れ道である「中峠」まで30分。さらに、そのまま10分程下ると草原の中の休憩地である「茶ケ床園地」に着く。ここまでは車で入ることも出来る。ここに車を置いて車道を無線基地まで登り、貫山々頂までは1時間もあれば楽に到達する。高齢者や足に自信が無い方にはこの方法でも充分にエンジョイすることが出来る。また、「茶ケ床園地」に「吹上駐車場」と書かれた標識があるが、この道は途中から畑の中に消えているのでご用心。だが、方向を定めて強引にヤブコギをすれば5〜6分で駐車場の前に出る。山頂から1時間半とみれば良い。 少し足を休めたら、車で周辺を走ってみることをお勧めする。近くには「平尾台自然観察センター」や「平尾台自然の郷」、そして数カ所の「鍾乳洞」などさまざまな施設や自然が散在しているので、ここでゆっくりと一日を過ごすのも、今はやりのスロー・ライフではないだろうか? 「登山時間のめやす」はこちらをクリック
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