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文・写真/山下 弘
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運動がてらにこんな山歩きはいかが? 秋は、山好きの人にとってたまらない季節。しかし、冬の山もまた冬ならではの良さがある…。今回は「ちょっと散歩代わりに一汗流したい」そんなときに最適な山を書いてみよう。福岡の人なら誰でもお馴染みの油山である。 この山はほとんどの人が登っているが、大抵はバスで管理事務所まで行くコース。あるいは、もーもーらんど、つまり東側からのコースが多いようなので今回は西側からのコースをご案内しよう。 車で国道263号線を走り、西鉄早良営業所を過ぎて早良平尾の交差点から左折。国道136号線に入り「谷」というバス停から進行方向へと20mほど先の小道を左へ登ると正面に「美術館くすの舎」の看板が見える。道は右へと曲がり、さらに左へとカーブして林道へと入っていく。ここからは一本道で林道を車で約1・Lロぐらい登った右側に「荒平城主小田部鎮元自刃の地」の立派な碑が立てられており、戦国時代の葛藤が偲ばれる静かな魂の休み場所である。・cLロぐらい登った右側に「荒平城主小田部鎮元自刃の地」の立派な碑が立てられており、戦国時代の葛藤が偲ばれる静かな魂の休み場所である。 ここから少し行くと、右側に駐車場所が有り、ここが登山口になっている。車から降りまっすぐに歩く。分かれ道に「↑(直進)荒平山経由油山」「→(右折)油山90分」と書かれた小さな札が有る。登山案内とは言い難いが無いよりはまし、とでも云おうか。ここから右折して流れを渡り階段を辿って踏み跡を忠実に登る。あちこちで階段は消えているが踏み跡とテープを見過ごさないように歩こう。 45〜50分で左の巨岩の下に湧き出ている清水を見る。標高597mの山なのであまり美味いとは言えないが私はいつも飲んでいるから大丈夫なのだろう。登る人が少ないので道は多少荒れてはいるが踏み跡とテープに頼ってぶらぶらと登って行くほどに、人に荒らされていない静かな山道を歩く楽しみがしみじみと胸に染み込んで来る。 水場を過ぎると道は南側へと迂回しながら稜線へと近付いて行き約30分で稜線に飛び出す。左へ2〜3分で油山山頂に着く。いつも見慣れた山頂でもまったく違うコースから登って来るとまた新鮮な想いが胸をよぎる。 一休みして弁当でも食べゆっくりと体を休めたら、西へと「重留」方面と書かれた方に下る。ここで道を間違えると車の所へは帰れないので要注意である。 さて下りペースの道を20分程で左へと曲がる道が有り、ここでもリーダーは決して小さな標識を見逃さないようにして欲しい。ここを通り過ぎてしまうと荒平山への道は無い。ここからはかなりの急坂を下る。足元に気を付けて急がずに歩こう。初めて通る人には長く感じられるかも知れないが急坂を降りたら直ぐに道は登りにかかる。荒平山までは35分で着く。坂を下り切って登りにかかると城の基礎を築いていたと思われる巨石があちこちに見え始め、思わず「荒城の月」や「古城」のメロディが頭をよぎりその感覚は三の丸跡から山頂へと辿るうちに往時の面影とともにますます昔の武将たちの戦の模様が悲しみのロマンと共に脳裏に刻まれて来る。 さてここからは西へと下り道を辿るのだが木に貼られたテープを絶対に見逃さないで戴きたい。あちこちに道とまぎらう踏み跡が有るのでテープを確認しながらゆっくりと降りて行けば25分で駐車場所に下り着く。秋から冬にかけて、日暮は山の中ではことのほか早い。下山時刻は14時が限度であろう。 初めての山の一人歩きは危険である。必ず家族や友人などとご一緒に出掛けたいものだ。山にはその季節、その時、の楽しみ方がたくさん有る。安全で楽しい一日をお過ごし戴きたい。 >> 今回の登山ルートはこちら |
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